【6月16日 AFP】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は15日、フランス・リーグ1のリール(Lille OSC)に対し、ディボック・オリジ(Divock Origi)との契約に関連する問題で、ベルギー1部リーグのKRCヘンク(KRC Genk)に30万ユーロ(約4160万円)の賠償金を支払うよう命じた。

 スイス・ローザンヌ(Lausanne)のCAS本部で下された今回の裁定は、国際サッカー連盟(FIFA)が昨年2月にKRCヘンク側の賠償金要求を却下した判断を覆すものとなった。

 現在はイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に所属しているオリジは、育成選手として練習を積んできたKRCヘンクを15歳で離れ、リールとプロ契約を結んだ。

 この問題では当初、KRCヘンク側がオリジに契約を提示していなかったとして、FIFAの争議解決部門が「トレーニング賠償金」の要求を却下し、同選手のリール移籍を認めていた。

 しかし、KRCヘンクはCASに上訴し、ベルギーの法律では16歳未満とのプロ契約が禁じられているため、契約を提示できなかったとする主張が認められた。

 現在20歳のオリジは、ベルギー代表として出場した昨年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)後に、移籍金1000万ポンド(約19億円)でリバプールに加入し、昨シーズンは期限付き移籍でリールに復帰していた。(c)AFP