【6月12日 AFP】サッカー国際親善試合が11日、横浜で行われ、日本は4-0でイラクに勝利した。

 簡単なシュート練習と大差のなかった試合の前半10分までに2得点を挙げ、日本は快勝を飾った。

 4度のアジア制覇を誇る日本は、序盤に本田圭佑(Keisuke Honda)と槙野智章(Tomoaki Makino)が立て続けに得点をし、余裕の展開に持ち込むと、前半33分には宇佐美貴史(Takashi Usami)の見事な突破から岡崎慎司(Shinji Okazaki)が試合をほぼ決定づける3点目を挙げた。

 後半に入り本田のシュートがポストをたたいたが、ヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)監督は、途中出場の原口元気(Genki Haraguchi)が終盤に4点目を挙げるまでは、納得いかない様子だった。

 16日に2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)のアジア2次予選の初戦となるシンガポール戦に臨む日本は、ハリルホジッチ監督就任後は無傷の3連勝としている。

 指揮官は、「来週の試合に向けて良い準備ができた。選手たちはかなり良いパーフォーマンスを見せたが、もう少し点は取れたと思う。美しい勝利だった」と記者団に語った。(c)AFP