【6月10日 MODE PRESS】「グッチ（Gucci）」元クリエーティブ・ディレクターのフリーダ・ジャンニーニ（Frida Giannini）が、イタリア・ローマ（Rome）で5日に行われた自身の結婚式で着用したのは、グッチではなく「ヴァレンティノ（Valentino）」のウエディングドレスだった。

 フリーダの結婚相手は、「グッチ」元CEOのパトリツィオ・ディ・マルコ（Patrizio di Marco）氏。二人の間には、すでにグレタ（Greta di Marco）ちゃんという娘がいる。

 「ヴァレンティノ」は翌6日のインスタグラム（Instagram）上で、その美しいなシアーなドレスのスケッチを公開。デザインしたのはフリーダの友人であり、「ヴァレンティノ」でヘッドデザイナーを務めるマリア・グラツィア・キウリ（Maria Grazia Chiuri）とピエールパオロ・ピッチョーリ（Pierpaolo Piccioli）だ。二人はグレタちゃんのドレスも手掛けたという。

 かつて「グッチ」を支えたビッグカップルのフリーダとマルコは、共に昨年同ブランドから去った。しかし今後どのような事業に携わっていくのかは、いまだ明らかになっていない。

 「ヴァレンティノ」ファッショングループは、昨年の収益が36％増と活況を呈しているが、うち半分はアクセサリーの売り上げによるもの。同ブランドで人気のスタッズスティレットパンプスは2010年の発表以来、常に完売状態が続いている。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS