【6月9日 AFP】(記事更新)女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)は8日、グループCの試合が行われ、キャプテン宮間あや(Aya Miyama)のPKで先制した日本は、このまま逃げ切り1-0でスイスを下した。

 前半29分、1.FFCフランクフルト(1. FFC Frankfurt)に所属する安藤梢(Kozue Ando)が、ペナルティーエリア内でスイスのGKガエル・タルマン(Gaelle Thalmann)からファウルを受けると、日本がPKを獲得。宮間がきっちり決め、結果的にこれがBCプレイス・スタジアム(BC Place Stadium)で唯一の得点になった。

 この試合で代表150キャップに到達した宮間は、なでしこジャパンで37得点目を挙げた。ベテランの澤穂希(Homare Sawa)にとっては、記念すべき代表200試合目になった。

 宮間は、「澤さんの200試合目で勝利できてうれしい」と語っている。

 佐々木則夫(Norio Sasaki)監督は後半、澤に代えて川村優理(Yuri Kawamura)を投入した。

 ここ数年はけがに苦しめられた澤について、佐々木監督は「(澤は)故障しているわけではありませんが、少し慎重に使っています」とコメントしている。

「こうすることは事前に伝えてありました」