【6月8日 AFP】サッカー国際親善試合が7日、各地で行われ、ベルギーは4-3でフランスに勝利し、欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)予選のウェールズとの大一番に弾みをつけた。

 パリ(Paris)のスタッド・ド・フランス(Stade de France)でのアウェーゲームに臨んだベルギーは、終盤フランスの追い上げに遭い、予想外の苦戦を強いられたものの、ドイツに次ぐFIFAランキング2位の肩書きに恥じない結果を残した。

 ベルギーは前半、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のマルアン・フェライニ(Marouane Fellaini)が17分と42分に得点を決め、2-0とリードしてハーフタイムを迎えた。

 迎えた後半も、ラジャ・ナインゴラン(Radja Nainggolan)がゴールを決めると、その後ディナモ・モスクワ(Dynamo Moscow)のマチュー・ヴァルブエナ(Mathieu Valbuena)にPKで1点を返されたものの、すぐにチェルシー(Chelsea)のエデン・アザール(Eden Hazard)のPKで再度フランスを突き放した。

 この時点で点差は4-1。ベルギーの勝利はほぼ疑いのないものとなり、実際、試合終了直前までは試合を完璧にコントロールしているように見えた。

 ところがあきらめないフランスは、そこからナビル・フェキル(Nabil Fekir)が代表初ゴールを決めて2-4とすると、さらに後半ロスタイム、ディミトリ・パイェ(Dimitri Payet)がGKティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)からゴールを奪い、1点差に詰め寄った。

 それでも反撃は遅きに失した感があり、逃げ切ったベルギーが隣国フランスから希少なアウェー勝利を収めた。フランスはここ3試合で7失点と、その前の16試合の合計よりも多いゴールを奪われている。

 ベルギーはこれで、12日に敵地カーディフ(Cardiff)で行われる欧州選手権予選の重要なウェールズ戦に気持ちよく臨むことができる。

 しかし現在ベルギーには、チームを率いるマルク・ヴィルモッツ(Marc Wilmots)監督に、ドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke 04)行きのうわさが浮上している。指揮官は選手時代の1997年、同クラブでUEFAカップ(UEFA Cup、ヨーロッパリーグの前身)を制している。

 予選グループBでは、ベルギーとウェールズが5試合を終えて勝ち点11で首位タイに立ち、これを勝ち点2差でイスラエルが追っている。欧州選手権予選では、各グループ2位までは確実に本大会へ出場でき、ウェールズにとってカーディフ・シティ・スタジアム(Cardiff City Stadium)での試合は、1958年のW杯スウェーデン大会以来の主要国際大会出場を左右する、重要な一戦となる。(c)AFP/Greg FRASER