【6月7日 AFP】ボクシング、WBC世界ミドル級タイトルマッチ12回戦が6日、ニューヨーク(New York)のバークレイズ・センター(Barclays Center)で行われ、同級王者のミゲル・コット(Miguel Cotto、プエルトリコ)が4回TKOで挑戦者のダニエル・ゲール(Daniel Geale、オーストラリア)に勝利し、王座を防衛した。

 コットが試合開始のゴングから相手を圧倒し、4回に2度のダウンを奪うと、レフェリーのハーベイ・ドック(Harvey Dock)氏は同回1分28秒で試合終了を宣言した。

 勝利したセルヒオ・マルチネス(Sergio Martinez、アルゼンチン)戦から、ほぼまる1年ぶりの試合に臨んだコットは、最初の3回はゲールのボディーを攻め立て、相手を消耗させることに努めた。

 そして迎えた4回、コットは強烈な左フックを打ち込んで序盤に1度目のダウンを奪うと、そのすぐ後にも、ボディーを中心にした連打から、最後は頭部への右で2度目のダウンを奪取した。

 ゲールは立ち上がりはしたものの、明らかに試合を続行できる状態ではなく、ドック氏は、これ以上の責め苦を与えるべきではないと判断した。コットの圧勝劇に、集まった1万2100人の観客は熱狂した。

 34歳のコットは、これで戦績を40勝4敗(33KO)に伸ばした。次は、「カネロ」ことメキシコのサウル・アルバレス(Saul Alvarez)との対戦が今年中に組まれる可能性がある。

 アルバレスは5月、ジェームス・カークランド(James Kirkland、米国)とスーパーウエルター級ノンタイトルマッチを戦い、3回KO勝ちを収めている。

 敗れた34歳の元世界王者ゲールは、戦績が31勝4敗(16KO)となり、ここ5戦で3敗目を喫している。(c)AFP