【6月7日 AFP】欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)決勝でユベントス(Juventus)に3-1で勝利したFCバルセロナ(FC Barcelona)のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が、終了間際に決めたゴールで今季のチャンピオンズリーグの得点王争いでトップタイに浮上した。

 今季の公式戦で39得点を記録しているネイマールは、チームメートのリオネル・メッシ(Lionel Messi)、レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とともに、通算10ゴールで今大会の得点王に輝いた。

 23歳のネイマールは、加入2年目のシーズンを自身初となるチャンピオンズリーグ決勝での勝利で締めくくり、FCバルセロナのリーグ戦、欧州カップ戦、国内カップ戦の3冠の偉業に貢献した。

 バルセロナにとっては、今回が通算5度目のチャンピオンズリーグ制覇になり、ネイマールは試合終了間際の後半ロスタイム7分、ペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)のラストパスからダメ押しとなるチーム3得点目を記録した。

 試合前の会見で、ネイマールは、ベルリン(Berlin)での決勝は自身のキャリアで最も重要な試合になると語っており、チャンピオンズリーグ決勝の大舞台でゴールを決めるのが、子どものころからの夢だと明かしていた。

 イヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)の開始早々のゴールで先制したバルセロナは、アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)のゴールで同点に追いつかれたものの、ルイス・スアレス(Luis Suarez)の得点で勝ち越しに成功すると、ネイマールが挙げた追加点がこの試合最後のボールタッチとなった。

 メッシ、スアレス、ネイマールの3人は、これで新記録となる合計122得点を挙げて今シーズンを終えている。(c)AFP