【6月7日 AFP】15F1第7戦カナダGP(Canadian Grand Prix 2015)は6日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がポールポジションを獲得した。

 モナコでピットストップの失策に泣いたハミルトンは、フリー走行でもアクシデントに見舞われたが、この日は1分14秒393のトップタイムで、王者の貫禄をみせた。

 チームメートのニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)が、0.309秒差の2番手に入り、フェラーリ(Ferrari)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)、ウィリアムズ(Williams)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が後に続いた。

「驚いているよ。苦戦していたからね。今朝のフリー走行3回目は、かなり厳しいものだった。自分のミスによって全然周回することができなかったけど、結果的には求めていた位置につけた」

 一方のロズベルグは、「最悪の予選だった」と振り返っている。

「勢いに乗って、調子も良かったんだけど、最終的に結果がついてこなかった」

「分析が必要だけど、ルイスはフェアプレーだった。明日のレースではオーバーテークするチャンスがある。まだ終わっていない」

 5番手には、ロータス(Lotus F1 Team)のロマン・グロージャン(Romain Grosjean)、6番手にはチームメートのパストール・マルドナド(Pastor Maldonado)が入った。