セレーナが全仏オープン制覇、GS単で20度目の戴冠
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【6月7日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)は6日、女子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-3、6-7、6-2で第13シードのルーシー・サファロバ(Lucie Safarova、チェコ)に勝利し、四大大会(グランドスラム)のシングルスで通算20個目のトロフィーを掲げた。
33歳のセレーナは、最初のセットを先取すると、第2セットでも早々に4-1のリードを奪った。
しかし、セレーナはここからサービスゲームで苦しみ、サファロバが繰り出したハイレベルなプレーもあって、試合はフルセットにもつれこんだ。
大会で5度目のフルセットを迎えたセレーナは、第3セットで0-2と追いかける展開になるが、ここから一気に調子を上げると、6ゲームを連取してタイトルを勝ち取った。
グランドスラムのシングルスで20勝を挙げているセレーナは、オープン化以降最多優勝を誇るシュティフィ・グラフ(Steffi Graf)氏の記録に、あと2勝と迫っている。また、1988年にグラフ氏が達成してから例がない、年間グランドスラムも視野に入ってきた。
28歳にして、グランドスラムのシングルスで初めてファイナリストになったサファロバは、決勝までをすべてストレートで勝ち上がっていた。全仏オープン準優勝の結果、世界ランクは自己最高の7位に浮上することが予想されている。また、サファロバは7日に女子ダブルスの決勝も控えている。
「本当に良いプレーができたし、彼女(サファロバ)は私にとって素晴らしい対戦相手でした」としたセレーナは、「彼女はとても攻撃的でした。第1セットを奪い、次のセットで1ブレークアップになったとき、少し緊張してしまいました」と振り返った。
「とても特別なものです。(パリ〈Paris〉では)常に良いプレーができるわけではないので、20個目のグランドスラムをここで獲得できたのは、うれしいことです」
サファロバは、完敗になるかと思われた場面から、第2セットを取り返したことに満足しているという。
「セレーナは本当に強かった。自分のレベルを高く押し上げました。でも、(最終セットの)2-1の場面でサービスをキープしたとき、彼女は自分のテニスを取り戻しました。素晴らしいショットを連発して、私のゲームをブレークし、本当に力強いプレーになった。彼女のプレーが勝っていました」
ここ数日間は、インフルエンザのような症状に悩まされたセレーナだが、この大会では、1セットダウンから逆転勝ちを収めた試合が4つもあった。しかし、パリの自宅で2日間の「療養とセラピー」を行ったセレーナは、いつも以上にすっきりとした表情でコートに立っていた。(c)AFP/Allan KELLY