ベルルスコーニ氏、ミランの株式売却でタイ人実業家と合意
このニュースをシェア
【6月6日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)を所有するシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)氏が5日、タイの実業家ビー・テチャウボン(Bee Taechaubol)氏とクラブの株式売却で8週間の独占交渉を行う契約に合意した。
両氏は共同声明で、「シルビオ・ベルルスコーニとテチャウボンは、ミランをイタリアおよび世界における最高のレベルのチームに復活させるための巨大で野心に満ちた経済的、スポーツ的なプロジェクトを築くために協力していく」と発表している。
声明では、会長職にとどまるベルルスコーニ氏が52パーセント、東南アジアの未公開株投資グループを率いるテチャウボン氏が48パーセントのクラブ株式を保有すると発表されている。
イタリアメディアは、テチャウボン氏が株式の買い取りにあたり4億8000万ユーロ(約670億円)を支払うことで合意したと報じている。
ベルルスコーニ氏は、「ACミランにとって素晴らしい取引だ。ビー氏はミランブランドをアジアのマーケットで成長させることができる。(今回の取引で)ミランを再びトップクラブにするために前進することができるよう期待している」と語っている。
「歴史的な日」と報じた伊ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙は、テチャウボン氏が4日夜にベルルスコーニ氏の別荘を極秘訪問し、日が変わる前まで話し合ったもののまとまらなかったが、翌5日の午後に1時間も経たず契約合意に至ったと報じている。
ベルルスコーニ氏がオーナーとなった1986年以降、ミランは欧州王者に5度輝くなど数々の栄冠を勝ち取ってきたが、2011年のリーグ優勝を最後に衰退の一途をたどっていた。(c)AFP