【6月6日 AFP】クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のカイリー・アービング(Kyrie Irving)が、左膝の膝蓋骨(しつがいこつ)骨折により、NBAファイナルの残り全試合を欠場することになった。それでも、レブロン・ジェームズ(LeBron James)は、チームが7日の第2戦に間に合うはずだと確信している。

 オーバータイムの末に100-108で敗れた4日の第1戦で、アービングはコート上に倒れ負傷していた。この結果、23歳のアービングは数日中に手術を受けることになり、治療には3~4か月かかることが予想されている。

 レギュラーシーズンを通じて、1試合平均21.7得点、5.2アシストを記録してきたアービングの不在は、すでに肩を脱臼したビッグマンのケビン・ラブ(Kevin Love)を欠くキャバリアーズにとって、さらなる痛手となることは間違いない。

 それでも、6度のNBAファイナル出場で3度目のタイトル獲得を目指すジェームズは、闘志を燃やし続けている。

 シーズン最優秀選手(MVP)に4度輝いた実績を持つジェームズは、「落胆させられてなどいない。自分の置かれている状況を理解している。誰がいてもいなくても、チームのために強くあり続ける」と語った。

 5日にMRI検査を受けたアービングは、重傷であることを知った後、インスタグラム(Instagram)に「みんな、心配してくれてありがとう。戦列を離れるのは悲しいけど、兄弟たちと一緒にプレーオフで戦っていることに変わりはない」と投稿した。

「多くのサポートと愛に、心から助けられています。すべてを出し切ったから、後悔はありません。どんなことがあってもバスケが好きだし、すぐに復帰するよ」