FIFAがアイルランドに資金提供―アンリ「神の手」問題で法廷闘争回避の見返りに
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【6月5日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は4日、2010年W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の欧州予選プレーオフで、当時のフランス代表ティエリ・アンリ(Thierry Henry)氏のハンドから生まれた得点により敗退したアイルランドのサッカー協会(FAI)に対し、法的措置を回避する見返りとして500万ドルを支払っていたことを認めた。
この事実は、FAIのジョン・デラニー(John Delaney)会長が出演した4日のアイルランド放送協会(RTE)のラジオ番組で発覚した。
デラニー会長は、「アンリ氏のハンドにより、W杯のプレーオフが正しく機能しなかったので、われわれはFIFAに対する法的措置を考えていた」と明かしている。
「そしてわれわれはFIFAと協定を結び、サインをしてすべて終わった。法的手続きを進めない見返りとしての支払いだった」
この件についてFIFAは声明を発表し、「審判の決定は最終的なものであり、FAIもそれを受け入れたが、2010年1月に事態を収束させるため、FIFAはFAIと契約を結んだ」とコメントしている。
「FIFAはFAIにアイルランド国内のスタジアム建設費500万ドルを融資した。そして同時期に、欧州サッカー連盟(UEFA)もFAIにスタジアム建設の助成金を提供している」
「FIFAとFAIで合意した条件では、アイルランドがW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場した場合、資金は返還されることになっていた」
「そしてアイルランドが本大会出場を逃し、FAIの財政状況を考慮した上で、FIFAは2014年12月31日に回収不可能とする決定を下した」