【6月2日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)は1日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-1、6-2、6-3で第20シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)を退け、第6シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と対戦する準々決勝へ駒を進めた。

 今大会で生涯グランドスラム達成を目指す世界ランク1位のジョコビッチは、ナダル戦を前に「クレーにおける最大のチャレンジだ。彼はここで1度しか負けていない」と意気込みを語った。

 ナダルは、2012年と昨年大会(French Open 2014)の決勝でジョコビッチに勝利しているほか、2013年の準決勝でも同対戦カードを制し、ジョコビッチとの通算戦績を23勝20敗としている。

 しかし、ジョコビッチは今季に入って絶好調を維持しており、直近4大会すべてで優勝している。

 28歳のジョコビッチは、2月の試合以来負けがなく、この日もガスケに付け入る隙を与えなかった。

 23回という驚くべき数のブレークチャンスを迎えたジョコビッチは、自身のサービスゲームを1度しかブレークされることなく、47本のウイナーをたたき込んだ。

 また、四大大会(グランドスラム)では24大会連続の8強入りを果たしている。(c)AFP/Dave JAMES