【5月24日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)に所属する3ポイントの名手カイル・コーバー(Kyle Korver)が、右足首に重度の捻挫を負い、プレーオフの残りすべての試合を欠場するという。23日、チームが発表した。

 34歳のコーバーは、82-94で敗れた22日のクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)戦で、ルーズボールを追いかけた際、マシュー・デラベドバ(Matthew Dellavedova)ともつれるように転倒した。

 イースタンカンファレンス決勝の2試合が終わった段階で、キャバリアーズが2勝0敗と、NBAファイナルに向けて大きく前進している。

 試合後のX線検査では明らかにならなかったものの、23日のMRI検査で、コーバーの足首に重度の捻挫が見つかった。

 コーバーは、レギュラーシーズンで1試合平均12.1得点、4.1リバウンド、2.6アシストをマーク。3ポイントシュートは、49.2%の確率で沈めている。

 プレーオフの14試合では、1試合平均11.1得点、5.0リバウンド、2.4アシストの活躍をみせていた。

 NBAオールスターゲーム2015(2015 NBA All-Star Game)で初選出を経験したコーバーは、127試合連続で3ポイントを成功させるNBA記録を樹立しており、2009-10シーズンに記録した3ポイント成功率53.6パーセントは、歴代ナンバーワンとなっている。

 キャリア通算では、1試合平均10.0得点、3.1リバウンド、1.8アシストを記録している。(c)AFP