【5月24日 AFP】15F1第6戦モナコGP(Monaco Grand Prix 2015)は23日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が初のポールポジションを獲得した。

 チームメートのニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)を抑え、キャリア通算43度目のポールを獲得した30歳のハミルトンは、「とても長かった。僕がどれだけうれしいか、言葉にならないよ。簡単なセッションではなかった。何度もリズムを乱されそうになったし、最後の数周までは、波に乗りきれなかった」とコメントしている。

 1分15秒098の最速タイムをマークしたハミルトンに次いで、約0.3秒差の2番手にロズベルグが入ると、セカンドローは3番手がフェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)、4番手がレッドブル(Red Bull)のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)となった。

 ロズベルグは、「自分にとってはうまくいかない一日だった。ルイスが速いのは分かっていたけど、僕にはツキがなかった」と話している。

 5番手にはレッドブルのダニール・クビアト(Daniil Kvyat)、6番手にはフェラーリのキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)がつけた。

 フォースインディア(Force India)のセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)に続き、8番手に入ったトロ・ロッソ(Toro Rosso)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)だが、Q1で重量測定の呼び出しに応じられなかったとしてペナルティーを科され、ピットレーンからのスタートを言い渡された。

 マクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)では、Q2でフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)のマシンにトラブルが発生。ジェンソン・バトン(Jenson Button)は予選を12位で終えている。(c)AFP/Tim Collings