【5月23日 AFP】第98回ジロ・デ・イタリア(2015 Giro d'Italia)は22日、第13ステージ(モンテッキオ・マジョーレからイェーゾロ、147キロメートル)が行われ、アスタナ(Astana Pro Team)のファビオ・アール(Fabio Aru、イタリア)が、クラッシュに巻き込まれたティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)から総合首位の座を奪った。

 雨に見舞われたこのステージを制したのは、ランプレ・メリダ(Lampre-Merida)のサーシャ・モドロ(Sacha Modolo、イタリア)だった。

 地元でのレースに臨んだモドロは、スプリントの競り合いでトレック・ファクトリー・レーシング(Trek Factory Racing)のジャコモ・ニッツォロ(Giacomo Nizzolo、イタリア)、スカイ(Sky Pro Cycling)のエリア・ヴィヴィアーニ(Elia Viviani、イタリア)を退けた。

 フィニッシュまで5キロを切ったところで起きた大クラッシュで、長らく総合トップに立っていたコンタドールは落車するとタイムを40秒ロスし、ピンクジャージー(マリア・ローザ)を獲得したアールに19秒差をつけられて、23日のタイムトライアルを迎えることになった。

 コンタドールは第6ステージでの落車ですでに肩を負傷しており、今ステージの落車の影響が小さくなることを願っている。

「他のバイクとのクラッシュだったかもしれないが、もうすでに肩のせいでポジションが落ち着かない状態でレースをする問題を抱えているから、これが表面上のものに終わることを願っている」

「このけがが今後のレースに響かないで欲しい。ポジティブに考えて、脚をアイシングして、タイムトライアルで全力を尽くす。残念だけれど、大事な数秒を失ってしまった」

 また、スカイ(Sky Pro Cycling)のリッチー・ポート(Richie Porte、オーストラリア)も落車して2分を失い、総合では6分差と優勝争いから脱落した。

 昨年大会を3位で終えた24歳のアールは、キャリア初のマリア・ローザ獲得となった。総合3位には1分14秒差でアスタナのミケル・ランダ(Mikel Landa、スペイン)がつけている。(c)AFP