6歳男児を殺害した容疑で11~15歳の5人を拘束、メキシコ
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■麻薬抗争の子どもたちへの悪影響に懸念
検察当局によると、少年少女らは一緒に遊んでいた男児を縛り上げ、首に棒をあてがった。半ば窒息状態になって地面に倒れた男児に石を投げつけ、背中をナイフで刺したという。男児が死亡すると、遺体を浅く掘った穴まで引きずって運び、その中に遺棄した。遺体は土で覆われ、その上に動物の死骸や植物が置かれていた。
検察当局によると、有罪になれば15歳の少年2人は服役する可能性があるが、年齢の低い他の3人には「別の種類の制裁」が科されることになるという。
今回の事件が発生したチワワ州は、メキシコの麻薬抗争でも最悪の惨劇のいくつかが発生していた。メキシコでは麻薬組織の暴力が子どもに悪影響を与えているのではないかと指摘する声が高まっている。(c)AFP