【5月18日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2015)は17日、男子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-4、6-3で第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を退け、4度目の優勝を飾った。

 過去7度大会を制しているラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が不在の中、ジョコビッチはミスのないプレーをみせ、フェデラーはまたしてもイタリア国際制覇のチャンスを逃した。

 ジョコビッチが、開幕まで1週間を切った全仏オープンテニス(French Open 2015)に向けてはずみをつける一方、絶好調とはいかないナダルは、アルゼンチン・オープン(Argentina Open 2015)を最後に優勝がない。

 今シーズン5つめのタイトルを獲得したジョコビッチは、ナダルの全仏オープン連覇を阻むべく、絶好調を維持している。

 37連勝という快挙を達成したこともあるジョコビッチだが、今年も直近の22試合で連勝を飾っており、「あそこまで連勝できたという経験が、もう一度できるという自信につながっている」と語った。

「できるところまでいきたい。大会や試合にかかわらず、コート上では常にベストを出すようにしている」

「そういう考え方が、僕を今の状態に押し上げてくれた・・・このままローラン・ギャロス・スタジアム(Stade Roland Garros)まで行きたい。今も昔も、それが僕のキャリアの優先事項だ」