【5月17日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2015)で男女シングルスの決勝に進出した選手たちが、コートの状態に不満を訴えている。

 16日の準決勝でダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)を退け、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)との決勝に駒を進めたノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)だが、試合中に何度かスタッフを呼んで、ベースライン付近にできた穴を埋めさせる場面があった。

 試合後、ジョコビッチはいら立ちを認め、コートを適切な状態にできなかった大会の主催者に対し、苦言を呈した。

「できることなら、こんなにいらいらしたくなかった。でも、このレベルでプレーする僕らにとっては、どんなささいなことでも気になるんだ。特にコートとプレー環境についてはね」

「コートのコンディションに関して言えば、求められる状態に達していないのは明らか。昨年はまだ良かったけど、僕が思うに、今年はコートを作り始めるのが遅かった。たった数週間前だ」

「これはプロツアー、そしてマスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)の大会には十分じゃない。来年はもっとうまくやってくれることを願う。試合が始まってしまったら、できることは少ないからね」

 全仏オープンテニス(French Open 2015)の開幕を控えるジョコビッチは、初優勝に向け、けがだけはしたくないと考えていることだろう。

 ジョコビッチは、「かなり深い穴もあった・・・サーブだけじゃなく、ああいう穴があると、滑って足が引っかかって、簡単に足首をひねる恐れがある」と話した。

「それが重要なことだ。けがの可能性を考えても、このコンディションでプレーするのは危険だ。僕だけじゃなく、全選手にとってね」

「直すほかないし、次の試合では大きくなっている可能性すらある。相手選手も同じ状況だと割り切って、何とか対処するしかない。大好きなこの大会のためにも、来年は十分な時間を取って用意してほしいね」