【5月17日 AFP】国際宇宙ステーション(International Space StationISS)に滞在する宇宙飛行士たちは、高度354キロから撮影した地球の写真を公開している。米航空宇宙局(NASA)が公開したテリー・バーツ(Terry Virts)飛行士による1枚には、夜明けを迎えた米アリゾナ(Arizona)州のグランドキャニオン(Grand Canyon)の雄大な眺めがとらえられている。

 一方、スコット・ケリー(Scott Kelly)飛行士は、イタリア・シチリア(Sicily)島の活火山、エトナ(Etna)山を真上から撮影した。

 時速およそ2万8163キロで軌道を周回するISSは、約92分で地球を一周する。そのため乗組員たちは、日の出と日の入りを毎日16回ずつ目にすることになる。(c)AFP