【5月14日 AFP】乗客乗員239人を乗せたまま昨年3月8日に消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便の捜索活動で、これまで存在が知られていなかった船の残骸が見つかった。

 水中カメラがとらえた画像には、海底に沈む船のいかりがはっきり写されている。また捜索チームは、その他の人造の物体も確認できるとしている。

 オーストラリアが主導する捜索チームは、マレーシア・クアラルンプール(Kuala Lumpur)から中国・北京(Beijing)に向かう途中で消息を絶った同便の機体発見に向け、インド洋(Indian Ocean)南部の海底での捜索活動を続けているが、現在までその発見には至っていない。捜索チームは、今回の難破船発見によって、機体が捜索範囲内にあるとすれば発見が可能であることが示された、と述べている。(c)AFP