【5月14日 AFP】ユベントス(Juventus)がFCバルセロナ(FC Barcelona)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)決勝に勝ち進んだことで、パトリス・エヴラ(Patrice Evra)は、因縁の相手ルイス・スアレス(Luis Suarez)と直接対決を迎える可能性が高い。しかしエヴラは、スアレスとも握手をすると明言している。

 スアレスはリバプール(Liverpool FC)時代、当時マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属したエヴラに人種差別的な発言を行ったとして8試合の出場停止を科されると、その後リーグ戦で相まみえた際、両者は試合前の握手を拒否した。

 しかしエヴラは、6月6日にベルリン(Berlin)で行われる決勝では、スアレスとの過去のいざこざは気にしないと強調している。

 エヴラは、「私は自分という人間や、自分の人種に誇りを持っているし、彼とも握手をする。何も問題はない。しかしピッチの上では、必ず私の存在を意識させてみせる」とコメントした。

 決勝の下馬評はバルセロナ有利で、スアレス、リオネル・メッシ(Lionel Messi)、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)という、公式戦で合計114ゴールを挙げている豪華3トップを擁するバルセロナが、5度目のチャンピオンズリーグ戴冠を果たす可能性が高いとみられている。

 対するユベントスは、今回が実に12年ぶりの決勝の舞台となる。それでもエヴラは、チームにはバルセロナの3冠を阻めるだけの経験があると確信している。

「みんな、ユベントスがチャンピオンズリーグ優勝経験のある選手を複数そろえたチームだということを忘れている。決勝を経験した選手は何人もいる。私もその1人だし、自分にとってはこれが5度目の決勝だ」

「どんなことでも起こり得ると信じている。バルセロナに勝てると信じられないのなら、出さないでくれと監督に頼むよ」

(c)AFP/Kieran CANNING