【5月14日 AFP】第98回ジロ・デ・イタリア(2015 Giro d'Italia)は13日、第5ステージ(ラ・スペツィアからアベトーネ、152キロメートル)が行われ、ランプレ・メリダ(Lampre-Merida)のヤン・ポラン(Jan Polanc、スロベニア)がステージ優勝を飾った一方で、ティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)が早くも総合首位に浮上した。

 今回がグランツール(三大ツール)出場わずか2戦目となる23歳のポランは、序盤から逃げに打って出ると、最後はIAMサイクリング(IAM Cycling)のシルヴァン・シャヴァネル(Sylvain Chavanel)に1分31秒差をつけて優勝を果たした。

 昨年はジロ初出場で42位に入っているポランは、少し遅めの、しかし最高の誕生日プレゼントになったと話した。

「イタリアに来た日に23歳になったんだ。だから僕にとっては信じられない誕生日プレゼントになった。変な感じがするし、自分でも信じられない。今夜は眠れそうにないな」

 シャバネルは、後続の追走を受けたもののこれをなんとかしのぎ、過酷なアベトーネ(Abetone)の山頂フィニッシュに2位でたどり着いた。

 3位から5位には、アスタナ(Astana Pro Team)のファビオ・アール(Fabio Aru、イタリア)、コンタドール、そしてスカイ(Sky Pro Cycling)のリッチー・ポート(Richie Porte、オーストラリア)という、優勝候補3人が名を連ねた。3人は最後の厳しい上り坂でアタックを仕掛け合った末に、同タイムでフィニッシュしている。

 総合首位に立ったコンタドールは、1998年のマルコ・パンターニ(Marco Pantani)氏以来となる、史上8人目のジロとツール・ド・フランス(Tour de France)の同年優勝を狙っている。

 コンタドールは、総合優勝を争うライバル数人が脱落したのを見て、攻めに出ることを決めたと明かし、「アタックは予定してなかった。感触が良かったから、まわりを見て、行くことにした」とコメントした。

「アールとポートは強いが、リゴベルト・ウラン(Rigoberto Uran)をはじめ何人かは脱落したし、5日目を終えてのこの状況には満足してる」

「今日マリアローザ(総合首位)を取れるとは思っていなかったけれど、これを着られるのはいつだって最高だ。素敵なプレゼントだし、本当に光栄に思う」

「僕はジロ・デ・イタリア、それにこの国とここの人たちが大好きだ。明日のステージでマリアローザを着て走れるのはすごくうれしいけど、大事なのはミラノ(Milan)で着ていられるかだ。だから明日、別の誰かに渡したとしても気にはしないよ」

(c)AFP