■満杯の遺体安置所、氷で保冷も

 アディカリさんを含め27人がパシュパティナート寺院の火葬上で働いている。世界遺産にも指定されている同寺院では、地震以来、何百人もが火葬されてきた。同寺院や各地の村々では、身元が特定できなかった遺体の共同火葬も行われた。一方、各地の遺体安置所は、警察や家族による身元確認を待つ遺体であふれている。

 カトマンズのトリブバン大学教育病院(Tribhuvan University Teaching Hospital)では、遺体を氷で冷やしたり、通常1体しか安置できない場所に2体置いたりする措置を強いられている。

 同大学病院の法医学部長はAFPの取材に「私たちの安置所は20人分しか収容できず、平時でも足りていない。今回の地震のような災害では圧倒されている」「氷を使ったり、冷蔵室に倍の数の遺体を入れたりしている。休む暇もなく、まだ身元が特定されていない遺体が37体ある」と語った。(c)AFP/Ammu KANNAMPILLY