【5月12日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は11日、契約を1年残したままチームを去り、来季からイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)で指揮を執るという報道を一蹴した。

 FCバルセロナ(FC Barcelona)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)準決勝第2戦を翌日に控えるグアルディオラ監督は、いら立ちをみせながら、「おい君たち、もう2億回近く言っているが、私にはまだ契約が1年残っている。来季もここにいるんだよ!」と断言した。

 週末の報道では、プレミアの強豪シティが、マヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督の後任としてエティハド・スタジアム(Etihad Stadium)へ招へいしようと、44歳のグアルディオラ監督と交渉中であると伝えられたばかりだった。

 スポーツテレビ局beINスポーツ(beIN Sports)は9日のツイッター(Twitter)で、グアルディオラ監督が来季シティの指揮官に就任することで口頭合意したと報じている。

 現役時代にバイエルンやシティでプレーしていた元ドイツ代表MFで、現在はスカイ・スポーツ(Sky Sports)の解説者を務めるディートマー・ハマン(Dietmar Hamann)氏は、「私が得た情報では、彼らの話し合いは進行しており、グアルディオラ監督が来季からシティでキャリアを開始する可能性は高い」と述べた。

 グアルディオラ監督は、シティがチェルシー(Chelsea)からリーグタイトルを奪還し、オーナーが熱望するチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げるために、年俸2200万ユーロ(約29億5000万円)を提示されたと伝えられている。

 バルセロナで指揮官を務めていた4年間で合計14個のトロフィーを獲得した実績を持つグアルディオラ監督は、2016年6月まで契約を結んでいるバイエルンでの2年間でも、すでに5つのタイトルを獲得している。

 しかし、スペイン出身のグアルディオラ監督は、世界一が目標か尋ねられると、「私は世界最高の指揮官になるために、ここへ来たのではない。そんなものは、くだらん」と熱弁を振るった。

「ここで満足している。なぜなら、私はクラブや選手を助けたいからだ」

「私はバルセロナで全力を尽くし、それはここでも同じだ。それで十分な人間もいれば、そうでない人間もいる」

「選手との関係が良好であれば、私は満足だ」

「全ての勝利を収めてきたが、私にとってタイトルは、それほど重要ではない」

「バルセロナでは素晴らしい選手に恵まれたが、それはここでも同じだ」

「私は手助けをするだけで、鍵となるのは選手たちだ」

(c)AFP