【5月12日 AFP】テニスのマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2015)決勝でアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に敗れたラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は、11日発表のATPランキングで前週の4位から7位まで後退し、この10年間では最低順位となってしまった。

 ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、休養で大会を欠場しながらも1位を堅持している。

 全仏オープン(French Open)通算9勝の王者ナダルを6-3、6-2のストレートで退けたマレーは、BMWオープン(BMW Open 2015)に続いてクレーコートで2週連続のタイトルを獲得し、世界ランク3位を維持。また、マドリード・オープンで2回戦敗退を喫した、同2位のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)との差を縮めている。

 同大会8強入りのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)は4位、4強入りを果たしたトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)は5位に入り、共に前週から2ランク上昇している。

 一方、マドリード(Madrid)でベスト4に終わった錦織圭(Kei Nishikori)は、6位に後退した。

 最新のATPランキングは以下の通り。

1位:ノバク・ジョコビッチ/1万3845ポイント

2位:ロジャー・フェデラー/8645ポイント

3位:アンディ・マレー/7130ポイント

4位:ミロス・ラオニッチ/5160ポイント

5位:トマス・ベルディハ/5140ポイント

6位:錦織圭/5040ポイント

7位:ラファエル・ナダル/4990ポイント

8位:ダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)/4310ポイント

9位:スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)/3575ポイント

10位:マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)/3360ポイント

(c)AFP