【5月12日 Relaxnews】ミャンマーのある商人は、この国で最も有名な仏塔の金色に輝く壁をなで、先祖に最高の敬意を表し、この聖地の金箔の張り替えに寄付をする──。ヤンゴン(Yangon)市内に荘厳にそびえる円すい形の寺院「シュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)」は、何百年にもわたりミャンマーの仏教の中心地であり、また現代では最近まで軍事政権に支配されていたこの国で、政治的抵抗に光を与える場所でもあった。

 パゴダでは現在、仏塔の外壁を新しい金箔に張り替える作業が行われている。これは風雨で痛んだ金箔を張り替える作業で、5年に1度、行われる。 (c)Relaxnews/AFPBB News