【5月11日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2015)は10日、男子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-3、6-2で第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破り、ATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)のクレーコート大会で初優勝を飾った。

 マレーがクレーでナダルに勝利するのは、7度目の挑戦で初めて。先日、BMWオープン(BMW Open 2015)でクレーコート初制覇を果たしたマレーは、同サーフェスでの戦績を、今季ここまで9戦全勝としている。

 全仏オープンテニス(French Open)を9度制しているナダルは、決勝に敗れたことで世界ランクを7位まで落とすことが決定し、トップ5圏外に陥落するのは、実に10年ぶりの出来事となる。

 マレーは、「ラファとの試合は本当にタフだけど、こういう試合のために僕はテニスをやっている。クレーでラファに勝つのは、このスポーツで最も難しいことの一つだよ」とコメントした。

「全仏オープンが目前に迫っているから、あと数週間好調を維持したいね」

 モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2015)でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れ、続くバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2015)でファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)の前に屈したナダルは、マドリード・オープン3連覇を目指していた。

 しかし、今シーズン欧州のクレーコート初制覇を逃したナダルは、「今日は確実に、自分のしたいプレーができなかった。最後まで頑張ったけど、今日は記憶に残るような一日にはならなかった」と振り返った。

「それでも、この一週間は自分にとって重要なものになったし、しばらくコート上で失っていた感覚を取り戻したよ」