【5月8日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2015)は7日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-2、6-0でスペインのマルセル・グラノリェルス(Marcel Granollers)に快勝したが、わずか18時間前にフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)との2回戦を終えたばかりだったマレーは、大会のシステムについて不満を訴えた。

「僕はボクシングを見るのが好きで、試合はいつも夜だ。でも、午前1時なんてのは見たことがない」

「これこそ専門家を呼ぶべきところだろう。医師や、アスリートの体の仕組みを理解している人に話を聞いて、最高の状態で戦えない場合は、都度決定をするべきだ」

 ラ・カハ・マヒカ(La Caja Magica)のセンターコートでは、大会の序盤、一日に最高で6試合が予定されていた。しかし7日、この日程が収拾のつかない事態に発展し、マレーの前に行われた5試合のうち、4つがフルセットにもつれこんでしまった。

 マレーは、別のコートで早い時間に試合を行うことを希望していたが、大会の主催者は、夜中まで選手に相談すらしなかったという。

 皮肉っぽく「まあ仕方ないよね」としたマレーは、「それについて少し話したけど、夜中まで誰も連絡をよこさなかった。あの状況は、そうやって対処されたんだよ」と語った。

 ATPツアーでは2月にも、リオ・オープン(Rio Open presented by Claro hdtv 2015)のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)対パブロ・クエバス(Pablo Cuevas、ウルグアイ)戦が、午前1時過ぎに開始された。

 しかしナダルは、マドリード・オープンの主催者を擁護する姿勢をみせ、リオ・オープンとは状況が違うと話した。

「昨日のスケジュールはとても遅くまで続いていて、多くの試合が長引いた。第1試合から、僕の試合以外はクレイジーなほどに長かった」

「試合は午前11時から始まっている。こういう大会では、朝の9時から開始するなんてことはできないからね。昨日の日程は完璧だった。ただ、不運にも非日常なことが起きてしまったんだ」

「リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で僕に起こったことは、まったく別の話だった。他の選択肢はいくつでもあったのに、それを考慮しなかったんだ」

 マレーは、準々決勝で第5シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)と対戦する。(c)AFP/Kieran CANNING