【5月7日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2015)は6日、各地でグループリーグ最終第6節の試合が行われ、グループAでは、カタールの王者レクウィヤ(Lekhwiya)が3-1でサウジアラビアのアル・ナスル(Alnassr)に勝利し、勝ち点13でグループ首位突破を決めた。

 すでにカタールのリーグとカップ戦を制しているレクウィヤは、前半32分までに2点をリードする。1点を返してハーフタイムを迎えたアル・ナスルだが、後半に与えたPKでレクウィヤの勝利を決定づけてしまった。

 グループAでは他にも、イランのペルセポリスFC(Persepolis FC)が、すでに敗退が決定していたFCブニョドコル(FC Bunyodkor、ウズベキスタン)を2-1で下し、勝ち点12のグループ2位でベスト16進出を決めている。

 グループBでは、アル・アイン(Al Ain、UAE)とナフト・テヘランFC(Naft Tehran FC、イラン)が対戦。後半の3得点でアル・アインが勝利し、グループ首位突破を決めたが、3位だったパフタコール(Pakhtakor、ウズベキスタン)がアル・シャバブ(Al Shabab、サウジアラビア)に敗れたため、ナフト・テヘランの16強入りも同時に決定した。

 東アジアでは、グループFのガンバ大阪(Gamba Osaka)が2-1で城南FC(Seongnam FC、韓国)に勝利し、16強入りを決めている。

 1点を追いかける展開で後半を迎えたガンバは、宇佐美貴史(Takashi Usami)とリンス・リマ・ヂ・ブリット(Lins Lima de Britto)の得点で逆転に成功し、首位でのグループ突破を決めた。

 タイのブリーラム・ユナイテッド(Buriram United)は、同日に5-0で広州富力(Guangzhou R&F、中国)を下していたものの、2位の座を城南に譲ってグループリーグで敗退した。

 グループEでは、すでに決勝トーナメント進出を決めていた柏レイソル(Kashiwa Reysol)が0-1でベトナムのビンズオン(Becamex Binh Duong)に敗れ、引き分け以上でグループ突破が確定していた2006年大会王者の全北現代モータース(Jeonbuk Hyundai Motors、韓国)は、4-1で山東魯能(Shandong Luneng、中国)に快勝した。(c)AFP