【5月6日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は5日、準決勝第1戦が行われ、ユベントス(Juventus)はアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)とカルロス・テベス(Carlos Tevez)が得点を記録し、レアル・マドリード(Real Madrid)に2-1で先勝した。

 ユベントスは前半8分、テベスが放ったシュートのこぼれ球を、昨夏にレアルから加入したモラタが押し込み、本拠地ユベントス・スタジアム(Juventus Stadium)で先制した。

 対するレアルは前半27分、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の至近距離からのヘディングシュートでユベントスの守護神ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)の牙城を破り、試合を振り出しに戻した。

 しかし、ユベントスは迎えた後半12分、テベスがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得すると、これをテベス自身が決めて勝ち越しに成功した。

 2大会連続の決勝進出を目指すレアルは、試合に敗れはしたものの、ホームで行われる13日の第2戦に向けて貴重なアウェーゴールを確保した。

 しかし、ACミラン(AC Milan)に決勝で敗れた2002-03シーズン大会以来の準決勝を戦っているユベントスは、通算10度の欧州制覇を誇る王者レアルから番狂わせを起こすことに自信をみせている。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、「試合が始まったときからこういう結果になる予感があった」と明かした。

「だけど突破するためには、第2戦でこれまで以上のプレーを披露しなくてはならない」

 そしてゴールを決めたモラタは、伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対して、「僕らはサンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で完璧な試合をする必要がある。僕らはまだ何も成し遂げていないのだから」と語った。(c)AFP/Justin DAVIS