【5月5日 AFP】オーストラリア政府は、英国での新王女の誕生を祝して黄色い花の刺しゅうが施された上質なウールの毛布と、ある「別のギフト」を贈る意向を示した──希少な有袋動物保護のための活動費だ。

 英王室の熱心な支持者であるオーストラリアのトニー・アボット(Tony Abbott)首相は、2日に第2子が誕生した英国のウィリアム王子(Prince William)とキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)に対し、オーストラリアの国花「ゴールデンワトル」の刺しゅうをあしらったタスマニア産メリノウールの毛布を贈ると発表した。

 豪政府はさらに、新王女が誕生したことを祝い、1966年にその存在が確認されるまでは絶滅したと考えられていたフクロネズミ目の有袋動物「ブーラミス(愛称:ピグミーポッサム)」の保護および研究のための資金援助を行う意向も示している。寄付は、同国ビクトリア(Victoria)州内の野生動物保護区に対して行われ、金額は1万オーストラリアドル(約95万円)になるという。

 ブーラミスは、体重わずか45グラムで、人間の片手に収まる程度の小さな動物。現在は絶滅が危惧されている。

 オーストラリアは、2013年に兄のジョージ王子(Prince George)が誕生した際にも、動物に関連したギフトを贈っている。ジョージ王子に贈られたのは、同王子の懐妊が発表された日にう化したクロコダイルだった。(c)AFP