■ナダルからも反感

 ロソルは、以前にも似たような問題を起こしている。

 2012年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に番狂わせを演じたロソルは、同じく試合中に肩をぶつけてナダルの反感を買っていた。

 マレーは、「以前は彼に対して何とも思っていなかったけど、多くの選手が彼のそういう行動を問題視している。ばかげているよ」とコメントし、「逆に闘志に火をつけていると更衣室で教えてあげたよ」と明かした。

 マレーは、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)とマイアミ・オープン(Miami Open 2015)に続く今季3度目の決勝進出を果たし、タイトルを懸けて第5シードのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)と対戦する。

 コールシュライバーは、2007年と2012年に大会を制している。(c)AFP