【5月3日 AFP】男子テニス、イスタンブール・オープン(TEB BNP Paribas Istanbul Open 2015)は2日、シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は2-6、6-2、7-5で第8シードのディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)に辛勝し、決勝へ駒を進めた。

 33歳のフェデラーは、キャリア通算85個目のタイトルを獲得し、全仏オープンテニス(French Open 2015)に向けてはずみをつけたいところ。決勝では、グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を破った第3シードのパブロ・クエバス(Pablo Cuevas、ウルグアイ)と対戦することが決まった。

 四大大会(グランドスラム)通算17勝のフェデラーは、この日のファーストサーブでリズムを失い、いら立ちから、めずらしく注意を受ける一幕もあった。

 トップ選手を前にしても落ち着き払った様子のシュワルツマンは、見事なドロップショットと、トップスピンのかかったウイナー、強力なバックハンドを武器にフェデラーを追い詰め、2度のブレークで第1セットを先取する。

 普段は感情をあまり外に出さないフェデラーだが、ブレークチャンスをふいにした場面で、怒りのあまりボールをはたくと、審判から警告を受けた。

 第2セットでも、積極的に攻撃を仕掛けたシュワルツマンだが、第4ゲームでブレークを許すと、アンフォーストエラーに苦しんで2度目のブレークを与え、このセットをフェデラーに奪われる。

 拮抗(きっこう)する展開となった第3セットで、フェデラーは2度のブレークポイントをしのぐと、「カモン!」と叫び、サービスエースでこのゲームをキープした。

 4-5の場面で粘ったシュワルツマンが、試合をもつれさせたが、最後はブレークを奪い6-5とリードしたフェデラーが逃げ切った。(c)AFP/Stuart WILLIAMS