【4月29日 AFP】米大リーグ(MLB)のデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)やロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)などで強打者として活躍したカーク・ギブソン(Kirk Gibson)氏が28日、神経変性疾患のひとつ、パーキンソン病と診断されたことを明かした。

 ギブソン氏は現在57歳。1980年代に両球団でワールドシリーズ制覇を達成するなどした同氏は、1995年に現役を引退した後はテレビの解説者や大リーグ球団の監督などを務めていた。

 ギブソン氏は、フォックス・スポーツ・デトロイト(Fox Sports Detroit)が公開した声明の中で、病と闘う決意を明かし、「これまでの人生で、私は数多くのさまざまな困難にぶつかってきたが、どんな状況になろうとも乗り越えてみせるという強い信念を失ったことは一度もない」と話した。

「今回の診断は、これまでとは異なる種類の壁だが、私は自分の信念を貫くつもりだ。家族と友人の支えを得ながら、これまでの人生の闘いで発揮してきたのと同じ決意、同じ揺るがぬ強さを持って、この壁に立ち向かっていく」

「可能な限り早く球場へ戻れるのを楽しみにしている」

 キャリアの大半をタイガースで過ごしたギブソン氏は、1984年に球団をワールドシリーズ制覇に導くと、その後1988年にドジャースへ移籍した。

 同年行われたオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)とのワールドシリーズ第1戦で放った逆転サヨナラ本塁打はことに有名。チームもその勢いのまま、4勝1敗でシリーズを制した。(c)AFP