【4月26日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は25日、28日に行われるバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)とのドイツカップ(German Cup 2014-15)準決勝に向けて、チームは戦いたくてうずうずしていると話した。

 2度のブンデスリーガ1部優勝、2013年の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)決勝進出などの実績を残した47歳の指揮官は、今シーズン限りで7年率いたドルトムントを去り、元マインツ05(Mainz 05)監督のトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)氏に後任を譲ることが決まっている。

 そのためミュンヘン(Munich)で行われるドイツカップ準決勝では、クロップ監督に花束が贈られることが予定されている。

 しかし、5月30日の決勝へ勝ち進み、タイトルを置き土産にクラブを去ることを考えている監督は、それよりもバイエルンのチャンピオンズリーグ、ブンデスリーガ、カップ戦の3冠達成を阻み、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督率いるチームに一矢を報いることの方に関心がある。

 2-0で勝利したフランクフルト(Eintracht Frankfurt)戦後、監督は、「(花束は)とっても素敵な趣向だけど、28日の私たちは戦いに向けて気合を高めているはずだから、花で和むのは御免こうむりたいね」とコメントした。

 ドルトムントは、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)のPKで先制すると、そのオーバメヤンのアシストから香川真司(Shinji Kagawa)が追加点を挙げて本拠地で勝利し、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)の出場圏内まで勝ち点3差の暫定8位に順位を上げた。

 最悪のシーズン前半戦を過ごし、最下位で2月の後半戦開幕を迎えたドルトムントだが、監督は現在、6位以内でのフィニッシュを目標に掲げている。

 指揮官は、「今日は正しい方向へ一歩前進できた。これからもわれわれは攻めなくてはならないし、ほとんどやけっぱちだ」と話した。

「今からそこへ滑り込めるかは分からないが、今度はわれわれが勝ち点3を取る番だ。今はそれが大きなモチベーションになっているし、何とかして食い込みたい」

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