【4月26日 AFP】14-15イタリア・セリエAは25日、第32節の試合が行われ、 低調が続くACミラン(AC Milan)は1-2でウディネーゼ(Udinese)に敗れ、今季9敗目を喫した。

 ウディネーゼは後半13分にジャンピエーロ・ピンツィ(Giampiero Pinzi)のゴールで先制すると、それから16分後にはエマニュエル・アギェマン・バドゥ(Emmanuel Agyemang-Badu)が追加点を記録し、リードを2点に広げた。

 欧州制覇7度の実績を持つミランは、終了間際の後半43分にジャンパオロ・パッツィーニ(Giampaolo Pazzini)のゴールで1点を返したものの、反撃するにはあまりにも遅く、順位を暫定10位に落とした。

 一方、今季9勝目を挙げたウディネーゼは、順位を暫定12位に上げている。

 現役時代にイタリア人選手としては歴代5位となる通算313得点を記録し、ミランの指揮官1年目のシーズンを過ごしているフィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)監督だが、チームは来季の欧州カップ戦出場が厳しい状況となっており、今季の残り試合は自身のプライドのためだけに戦うことになる。(c)AFP