【4月23日 AFP】ストックホルムマラソン(Stockholm Marathon)の主催者は22日、5月30日に開催される2015年大会の賞金は、北欧出身選手にのみ与えられると発表した。

 大会の広報担当者はAFPに対して、「今年のストックホルムマラソンは、主に北欧出身選手で競われます。そして当該国のランナーを奨励するため、大会賞金は北欧出身選手だけに与えることを決定した」と述べた。

「北欧出身選手にとって励みになります」と語った広報担当者は、今回の措置は今年のレースにのみ適用され、永続するものではないとしている。

 大会の賞金総額は25万クローナ(約343万円)となっており、総合順位に関係なく、最初にフィニッシュラインを通過した北欧出身選手には、男女それぞれ5万クローナ(約68万円)が与えられる。さらに残りの額は、北欧出身選手の上位6位までに支払われるとしている。

 北欧出身以外の選手が1位になった場合、その選手はメダルのみが授与され、賞金を手にすることはできない。

 同大会の男子部門で優勝した北欧出身選手は、2001年大会を制したスウェーデンのアンデルス・ツァルカイ(Anders Szalkai)が最後となっている。一方、女子部門では同じくスウェーデン出身のイサベラ・アンデション(Isabellah Andersson)が、2012年を除いて2008年から2014年まで優勝している。

 スウェーデン出身の中・長距離ランナーの一人は、日刊紙エクスプレッセン(Expressen)に対して、今回の措置に懐疑的な見解を示している。

「主催者側はストックホルムマラソンを終わらせたいようだね。ばかげているよ。速く走ることを目指している北欧人選手はどうすればいいんだ?彼らには競争力のある大会が必要なんだ」

(c)AFP