【4月22日 AFP】14-15NBAは21日、プレーオフ1回戦(7回戦制)が各地で行われ、レブロン・ジェームズ(LeBron James)が30得点、9リバウンド、7アシストを記録したクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)は、99-91でボストン・セルティックス(Boston Celtics)に勝利した。

 この日、チーム全体の3分の1である6ターンオーバーを犯したレブロンだが、終盤に調子を取り戻し勝利に貢献した。

 ジェリー・ウェスト(Jerry West)氏の記録を抜き、プレーオフの通算得点で歴代7位に浮上したジェームズは、「積極的に、自分なりのやり方で試合を引き締めたかった。必要とされているときにそこにいるのが大事だった」と振り返った。

 プレーオフ初出場の試合で30得点を挙げたカイリー・アービング(Kyrie Irving)は、この日も26得点の活躍をみせ、ティモフェイ・モズコフ(Timofey Mozgov)が16得点、ケビン・ラブ(Kevin Love)が13得点で加勢した。

 セルティックスでは、アイザイア・トーマス(Isaiah Thomas)が22得点で再びチームをけん引。キャバリアーズを脅かす場面もあったが、勝利には一歩及ばなかった。

■善戦したセルティックス

 第1クオーターで26-25とリードを奪ったセルティックスは、第2クオーターの中盤、12-2のランで一気に45-36まで点差を広げた。

 しかしキャバリアーズは、ここから得点を量産し、51-50とリードを奪った状態でハーフタイムを迎える。

 第3クオーターの中盤では、ラブとジェームズによるアリウープなどが光り、キャバリアーズが10連続得点を挙げるも、試合終了まで9分17秒の場面では、セルティックスが77-79まで詰め寄る。

 試合終了まで3分半の場面で再び点差が4に縮まり、接戦になるかに見えた試合だが、最後はジェームズが連続でシュートを成功させ、キャバリアーズが逃げ切った。(c)AFP