ドルトムント、クロップ監督の後任にトゥヘル氏を招へい
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【4月20日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は19日、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督の後任指揮官に、来季からトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)氏が就任すると発表した。契約期間は3年となっている。
2014年5月までマインツ05(Mainz 05)を指揮していた41歳のトゥヘル氏は、5月23日の今季リーグ戦終了後に正式にお披露目され、7月1日からチームの指揮を執ることになる。
2010-11、11-12シーズンにドルトムントをリーグ制覇に導いたクロップ監督は15日、7シーズン率いたチームを今季限りで離れることを発表するという爆弾を投下した。
ドルトムントはクロップ監督の下、11-12シーズンにはクラブ史上初のリーグ戦とドイツカップ(German Cup)の国内2冠を達成し、12-13シーズンにはウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で1-2とバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に敗れたものの、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)決勝に進出した。
クロップ監督にはイングランド・プレミアリーグの複数のクラブが関心を寄せていると言われているが、本人は残されたリーグ戦5試合が終わるまで、今後については考えることはしないと示唆した。チームは18日に行われたSCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)戦に3-0で勝利し、リーグ8位につけている。
トゥヘル氏はドイツ国内屈指の手腕を持つ指導者とされている。5年間指揮したマインツではタイトル獲得には至らなかったものの、順位表の中位につける同クラブで一貫して印象深い結果を残した。トゥヘル氏の下でマインツは、10-11シーズンには敵地でのバイエルン戦勝利を含む開幕7連勝のクラブ記録を樹立。昨季はリーグ戦を7位で終え、初めてヨーロッパリーグ2014-15(UEFA Europa League 2014-15)の出場を決めた。
クロップ監督の足跡をたどりマインツからドルトムントへ移るトゥヘル氏だが、以前には「自分とユルゲンを比べることはない。私は違う人間だ」とコメントしており、自身と現指揮官を比較することはなかった。
しかしながら、トゥヘル氏は選手のモチベーションを上げる術に長ける前任者の後任として、重責を担う。
かつてドルトムントに所属した元ドイツ代表のカール・ハインツ・リードレ(Karl-Heinz Riedle)氏は独テレビ局スポーツ1(Sport 1)に対し、「ユルゲン・クロップはクラブに功績を残してきた。彼(トゥヘル氏)にとって簡単なことではない。新監督がユルゲン・クロップに非常に似通ったサッカー哲学を持っていることが、かなり重要になってくるだろう。この数年で選手たちはその哲学に慣れ親しんでいる。トゥヘルならそういった面では確実に実行していける」とコメントしている。(c)AFP