【4月17日 AFP】(写真追加)人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ(Star Wars)」の最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(Star Wars: The Force Awakens)』の新たな予告映像が16日、米ロサンゼルス(Los Angeles)郊外アナハイム(Anaheim)で開催されたファンイベントで公開された。あのハン・ソロ(Han Solo)やチューバッカ (Chewbacca)も登場し、ファンらは歓喜の声を上げている。

 第2弾となるこの予告映像には、宇宙船同士の空中戦や敵船に追われる「ミレニアム・ファルコン(Millennium Falcon)号」の場面が盛り込まれ、最後に米俳優ハリソン・フォード(Harrison Ford)演じるハン・ソロの言葉で締めくくられる。

 ハン・ソロがウーキー族の相棒チューバッカに向かって「Chewie, we're home.(チューイ、俺たちは戻ってきた)」と語りかけると、チューバッカがおなじみの吠え声で返答し、最後にはシリーズ共通の黄色と黒の「STAR WARS」ロゴで予告編は終わる。

 映像は、「スター・ウォーズ・セレブレーション(Star Wars Celebration)」と題されたファンイベントで初上映され、スター・ウォーズのコスプレをし、ライトセーバーを手に会場に詰めかけた多くのファンらを熱狂させた。

 ツイッター(Twitter)上ではファンらによる「#Chewiewerehome」のハッシュタグ付きの投稿が瞬く間に広まり、「#StarWars」のハッシュタグはツイッター上でたちまちトレンドの話題トップに。12月18日の映画公開を前に、同作への期待が過熱している。

 多くのファンは、初代3部作の中心的キャラクターだったハン・ソロとチューバッカの登場に、喜びの涙を流したという。あるツイッターユーザーは「私は41歳だけど最後に泣いてしまった」と投稿。他にも同様の投稿が相次いだ。

 今回の予告映像ではこの他、初代3部作で使用された馴染み深いサウンドトラックを背景に、帝国軍の宇宙戦艦「スター・デストロイヤー(Star Destroyer)」の残骸の巨大な洞窟のような排気管の内部で、ハン・ソロが船長を務めるミレニアム・ファルコン号が追跡される場面も登場。また、ルーク・スカイウォーカー(Luke Skywalker)役で戻ってきた米俳優マーク・ハミル(Mark Hamill)のナレーションも聞くことができる。