【4月14日 AFP】米共和党のマルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員(43)が13日、フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)での集会で、2016年米大統領選への出馬を表明した。米国には「20世紀に留まって」いない新たな時代のリーダーが必要だと訴えている。

 貧しいキューバ系移民の息子として生まれ、上院議員1期目のルビオ氏は、次期大統領選が「世代の選択」となると指摘。名指しこそしなかったが、前日の12日に立候補を表明した民主党のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(67)や、同じ共和党から出馬が見込まれているジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事(62)ら年配のライバルをけん制した発言であることは明らかだ。

 ルビオ氏はさらに、「ちょうど昨日、過去のリーダーが、国民に過去を取り戻すと約束して大統領選の選挙活動を開始した。だが過去はもう終わったのだ。わたしたちは後戻りしない」と述べ、暗にクリントン氏を批判した。(c)AFP