■「忍耐が必要」

 ユベントスファンにとって大いに気になるのは、マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督が3-5-2システムか、あるいは今大会のほとんどの試合で採用してきた4-3-1-2システムのどちらを選択するかとなっている。

 筋肉疲労を抱えているDFのアンドレア・バルツァッリ(Andrea Barzagli)に加えて、MFのアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)も出場が危ぶまれており、2人の起用はユベントスの布陣がどうなるかによって決まるとみられる。

「2人とも起用するのか、どちらか1人にするのか、あるいは両者とも欠場させるのか決断しなければならない。明日、最後の調整を行ってから決めることになる」と述べたアレグリ監督は、4強入りの鍵の一つは、忍耐を示すことだと考えている。

 現在、リーグ3位につけているモナコは、欧州屈指と恐れられる4バックをそろえており、今季のリーグ戦では22失点、さらに今大会でも計8試合で4失点に抑えている。

 アレグリ監督は、レオナルド・ジャルディム(Leonardo Jardim)監督が、まぐれでここまで勝ち上がってきたのではないと確信している。

「モナコがここまで勝ち上がってきたのは少し意外に思えるが、8強入りにふさわしい実力を持っている。ホームでも敵地でも鉄壁の守備を誇り、優秀な策士の指揮官もいる」と述べたアレグリ監督率いるユベントスは、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との決勝トーナメント1回戦に、2戦合計5-1で圧勝している。

「明日は何よりも忍耐が必要だ。なぜなら、トリノで行われる明日の試合で決着がつくことはないからだ」

「失点が少ないチームと対戦することは難しい。従って、必要なのは我慢することと、守備の優れたチームと対戦するのだと自覚することだ」

「ドルトムント戦の2試合と同じような精神力と技術力がなくては、われわれが準決勝に進出することは難しいだろう」

(c)AFP/Justin DAVIS