■ユナイテッドは大量4得点

 シティが3-0で勝利した前回のオールド・トラフォードでのダービーでは、エディン・ジェコ(Edin Dzeko)が開始直後に先制点を決めたが、今回も序盤から攻勢に出て先制したのはシティだった。

 ヘスス・ナバス(Jesus Navas)のシュートでGKダビド・デ・ヘア(David de Gea)を脅かしたシティは前半8分、ジェームズ・ミルナー(James Milner)のスルーパスでペナルティーエリア左を破ったダビド・シルバ(David Silva)が中央に折り返し、アグエロがリーグ戦のダービー7試合で6得点目となるゴールを決めた。

 最近のシティの失速ぶりに狂喜乱舞していたユナイテッドファンは、この予想外の筋書きに面食らい、前半14分には危ないバックパスに大きなブーイングを浴びせたが、チームはここから同点に追いついた。

 デ・ヘアのクリアがフェライニを経由して左サイドのアンデル・エレーラ(Ander Herrera)につながると、エレーラが中央にクロス。ヤングの最初のシュートはガエル・クリシー(Gael Clichy)にブロックされたものの、こぼれ球を自ら押し込んだ。

 チーム躍進の原動力となっているヤングとフェライニだが、ユナイテッドは前半27分、またしてもこの2人の連携から逆転に成功する。左サイドでデリー・ブリント(Daley Blind)からのパスを受けたヤングがインスイングのクロスを送ると、ファーサイドで飛び込んだのは見間違えようのないアフロヘアーだった。

 シティは後半、ハムストリングを痛めて出場そのものが危ぶまれていたヴィンセント・コンパニー(Vincent Kompany)を下げ、エリアキム・マンガラ(Eliaquim Mangala)を投入したが、それでもユナイテッドに押し込まれる展開が続き、ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)のFKや混戦のなかからマイケル・キャリック(Michael Carrick)のシュートなどでゴールを脅かされたが、GKジョー・ハート(Joe Hart)のセーブで失点を逃れた。

 それでも後半の中盤に差しかかると、ユナイテッドはついに攻勢を実らせ、ルーニーのスルーパスに抜け出したマタがハートの股下を抜くシュートを決めてリードを広げた。リプレー映像ではマタがオフサイドのようにも見えたが、ゴールは認められた。

 そして迎えた後半28分、ユナイテッドはヤングのFKにスモーリングが頭で合わせてとどめの4点目を決めると、シティもパブロ・サバレタ(Pablo Zabaleta)のクロスにアグエロが合わせて1点を返したが、反撃もそこまでだった。(c)AFP/Tom WILLIAMS