【4月10日 AFP】トルコ・ハンドボールのトップクラブのバスが9日、何者かにより投石を受ける事件が起きた。同国では数日前にサッカークラブの選手を乗せたバスが銃撃されたばかりだった。

 日刊紙ラディカル(Radikal)のウェブサイトは、同国のハンドボール・スーパーリーグに所属するベシクタシュ(Besiktas)のバスが、地中海沿岸メルシン(Mersin)での敵地の試合の際に投石を受けたと報じた。

 ソーシャルメディア上に投稿された写真では、投石を受けたバスの窓に大きな穴があるのが確認できる。けが人はいないと伝えられている。

 国営アナトリア(Anatolia)通信によると、バスへの投石は試合の最中に行われたため、選手たちはその後安全に帰路に就くことができたという。

 ベシクタシュは、国内で有数のサッカーチームである同名クラブをもち、イスタンブール(Istanbul)に拠点を置くスポーツクラブのハンドボールチーム。

 先週末には、サッカートルコ1部リーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)の選手を乗せたバスが銃撃を受ける事件が発生し、リーグ戦は一週間中止が決まった。その後男2人が銃撃に関与したとして逮捕されたが、8日に釈放されている。(c)AFP