ガンバが逆転勝利、鹿島も広州を破る アジアチャンピオンズリーグ
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【4月8日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2015)は7日、各地でグループリーグ第4節の試合が行われ、グループFのガンバ大阪(Gamba Osaka)は2-1でブリーラム・ユナイテッド(Buriram United、タイ)から逆転勝利を収めた。
ブリーラムのティーラトン・ブンマタン(Theerathon Bunmathan)に先制点を許したガンバだったが、リンス(Lins Lima de Britto)のゴールで同点に追いつくと、迎えた後半43分、途中出場の大森晃太郎(Kotaro Omori)が決勝点を挙げた。
同日に行われたグループFのもう1試合で、城南FC(Seongnam FC、韓国)と広州富力(Guangzhou R&F、中国)が0-0のスコアレスドローに終わったため、グループFは2節を残して勝ち点3差のなかに全4チームが入る混戦模様を呈している。
一方、グループHでは鹿島アントラーズ(Kashima Antlers)が2-1で広州恒大(Guangzhou Evergrande、中国)を破り、グループリーグ初勝利を挙げた。
鹿島も途中出場の高崎寛之(Hiroyuki Takasaki)が試合終了直前に決勝点を記録し、王座奪還を目指す広州恒大に待ったをかけた。
試合前の時点で未勝利だった鹿島は、グループリーグ敗退の危機に直面していた。その一方で、2度目のアジアチャンピオンズリーグ戴冠を目指す広州は、ここまで3連勝を飾り、勝利すればベスト16入りが確定するという状況だった。
ところが、広州恒大はここまで6得点を挙げているリカルド・グラール(Ricardo Goulart)が、得点を量産してきたスパイクを本拠地に置き忘れてきたかのようにゴールを奪えずにいると、鹿島は遠藤康(Yasushi Endo)のPKで先制に成功した。
広州恒大は後半30分にエウケソン(Elkeson)のゴールで同点に追いついたが、この試合でより強い意志と落ち着きを見せたのは鹿島の方だった。
鹿島は後半ロスタイム3分、後半途中からピッチに立っていた高崎がチャンスをものにし、FKからヘディングで決勝点を挙げた。高崎が頭ですらしたボールがゴールに入った瞬間、広州の選手は立ち尽くし、カシマサッカースタジアム(Kashima Soccer Stadium)は歓喜に揺れた。
厳しい状況が続く鹿島だが、これでグループリーグ突破に望みをつなぎ、ファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)監督が率いる広州に今大会初黒星をつけている。
グループHのもう1試合では、前回王者のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(Western Sydney Wanderers、オーストラリア)が判定にも助けられ、FCソウル(FC Seoul、韓国)と1-1で引き分けた。
ケレム・ブルト(Kerem Bulut)のゴールで先制したワンダラーズだったが、高余韓(Yo-Han Go、ゴ・ヨハン)に同点ゴールを許すと、終盤にはトミ・ユリッチ(Tomi Juric)がPKを激しくアピールしたものの認められなかった。
すると後半ロスタイム、ソウルの選手が放ったボレーシュートはGKアンテ・コヴィッチ(Ante Covic)がセーブしたものの、倒れ込んだコヴィッチがボールを確保した時点で、シュートはゴールラインを越えていたように見えた。
ゴールライン・テクノロジーはイングランド・プレミアリーグとW杯では使用されているが、アジアチャンピオンズリーグではまだ導入されていない。
この結果、グループHでは広州が勝ち点9で首位を守り、ワンダラーズとFCソウルが4差でこれを追っている。鹿島も勝ち点を3に伸ばして突破の可能性を残した。(c)AFP