116歳の米女性が死去、世界最高齢になって6日後
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【4月7日 AFP】(一部更新、写真追加)世界最高齢の米国人女性、ガートルード・ウィーバー(Gertrude Weaver)さん(116)が6日朝、死去した。米メディアが報じた。ウィーバーさんは6日前に長寿世界一となったばかりだった。
地元テレビ局「KATV」によるとウィーバーさんは、アーカンソー(Arkansas)州南部の高齢者施設「シルバーオークス・ヘルス・アンド・リハビリテーションセンター(Silver Oaks Health and Rehabilitation Center)」で肺炎の合併症のために亡くなった。
ウィーバーさんは4月1日、それまで世界最高齢だった日本の大川ミサヲ(Misao Okawa)さん(117)が亡くなったことから、世界一の高齢者となっていた。
シルバーオークス・センターのキャシー・ラングレー(Kathy Langley)氏は米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)に、ウィーバーさんは自身が世界最高齢者となったことを認識していて、特別なことだと、とても喜んでいたと語った。また、お祝いの電話に加えて、手紙やコメントなども全て目を通して楽しんでいたという。
ウィーバーさんは1898年、農業に従事する両親の元、6人きょうだいの末娘として生まれた。6月4日に117歳の誕生日を迎えるはずだった。
110歳以上の人々を追跡調査している「老人学研究グループ(Gerontology Research Group)」によると、ウィーバーさん死去により、世界最高齢は1899年5月23日生まれの米国人女性、ジェラリーン・タリー(Jeralean Talley)さん(115)となった。(c)AFP