【4月7日 AFP】軍の任務でオーストラリアを訪問中の英王室のヘンリー王子(Prince Harry、30)が、「セルフィー(自分撮り)」について苦言を呈した。

 1か月間の予定でオーストラリア軍に配属となったヘンリー王子は6日、首都キャンベラ(Canberra)に到着。待ち構えていた数百人から熱烈な歓迎を受けた。このなかの10代少女が、自分と王子が一緒の写真をスマートフォン(多機能携帯電話)で撮らせてほしいとせがんだところ、王子は「だめだよ。僕はセルフィーが嫌いなんだ」と拒否。「本当さ!あんなのやめなきゃいけないよ。君はまだ若いけどセルフィーは良くない」と優しく諭し「普通の写真を撮って」と促した。

 豪軍に配属中の1か月間、ヘンリー王子はシドニー(Sydney)、ダーウィン(Darwin)、パース(Perth)の各部・連隊で任務に就く。(c)AFP