【4月7日 AFP】米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)は6日、ブルース界の巨匠B・B・キング(B.B. King、本名:ライリー・B・キング、Riley B. King)さん(89)が入院したと報じた。

 同紙は代理人の話としてキングさんの入院を伝えたが、容体や入院先などの詳細については分からないとしている。

「キング・オブ・ブルース(ブルースの王様)」と称されるキングさんはミシシッピ(Mississippi)州生まれで、ロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)入りを果たしている他、史上最高のギタリストの一人とされている。

 20年以上前から2型糖尿病を患っている他、昨年10月にはツアー中に体調を崩し、脱水症と疲労の症状がみられると診断されて残りの公演をキャンセルした。

 キングさんはこれまでに50枚以上のアルバムをリリースしており、代表作に50年代のヒット曲「Three O'Clock Blues」や70年の「The Thrill Is Gone」、89年にアイルランドのロックバンドU2と共演した「When Love Comes to Town」などがある。(c)AFP