操縦室で「けんか」、エア・インディア操縦士2人に停職処分
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【4月7日 AFP】インドの国営航空会社エア・インディア(Air India)が、離陸直前の旅客機の操縦室で起きた「けんか」をめぐり、機長と副操縦士を停職処分にしたことが分かった。同国のメディアが6日、報じた。
インド紙ヒンドゥスタン・タイムズ(Hindustan Times)によると、人気観光地ジャイプール(Jaipur)の空港で5日夜、首都ニューデリー(New Delhi)に向かう便の副操縦士が機長に暴行を加えた。
別のインド紙タイムズ・オブ・インディア(Times of India)は匿名筋の情報として、機長が副操縦士に乗客数や離陸重量、燃料補給量などの重要なフライト情報を書き留めるよう指示したところ、副操縦士が腹を立てて機長を殴ったと報じた。機長はフライトを続行する判断を下し、同機はニューデリーに到着したという。
一方インドPTI通信(Press Trust of India)によると、エア・インディアは、機長と副操縦士は口論をしただけであり、機内で暴力行為は一切なかったとしている。(c)AFP